ＰＩ－ＪＡＭセミナーＶｏｌ．１６９
■日時：２０１５年２月７日（土） 午後５時３０分～午後９時３０分頃終了予定
セミナー 午後５時３０分～
観劇 午後７時（開場６時３０分）～
※公演終了後バックステージ体験ツアー（午後９時頃から約２０分）
※懇親会をバックステージ体験ツアー終了後に開催します。
■会場：ナレッジシアター（グランフロント大阪 北館４階） http://kc-i.jp/access/
※セミナーは同館内の予定（詳細は参加申込者にご案内します。）
■参加費：観劇チケット代 4000円
※懇親会は別途となります。
今回は１７名が参加。セミナー・観劇・バックステージツアー・懇親会と盛り沢山の内容で、「うめだ文楽」の意義そ
して文楽の面白さや深さを知る絶好の機会となり、参加者はとても満足されていました。
セミナーでは司会者によるインタビュー形式で、「うめだ文楽」が企画された経緯や開催のねらい、なぜ文楽劇場
（日本橋）ではなく梅田で開催されるのか、こだわりや工夫されたことなどを、ゲストスピーカーの中靏さんから分かり
やすくお話し頂きました。
その後、文楽会場に入場。落語作家の小佐田定雄氏と当日出演される若手技芸員３人によるトークショーで文楽
にまつわる興味深い話をお聞きしました。そしていよいよ「壷坂観音霊験記 沢市内より山の段」を観劇。涙を誘う夫
婦愛のストーリーですが、最後はハッピーな気持ちになりました。
観劇後はバックステージ体験ツアーへ。普段のツアーでは説明されない大道具さんから今回は特別に舞台セット
について詳しくお話し頂き、そして人形使いの３人から文楽人形についての解説、またツアー参加者が実際に人形を
操る体験もさせて頂き、最後は舞台で記念撮影！
そして、懇親会では引き続き文楽についての話題が尽きることなく、梅田の夜は更けていきました。
★参加メンバーの感想（その１：男性 Ｉさん）
久し振りのPI-JAM、懐かしい面々と再会して今回は文楽の観劇。
訪日外国人向けプロモーションに取り組んでいることもあり、日本文化に触れたいと思い参加しました。
物語は夫婦の純愛もの。沢市の疑心暗鬼も、お里の一途な想いも、縁あって伴侶となった二人を翻弄してゆきま
す。互いの良いことも悪いことも知って分かってくれている人が居る頼もしさ、家族や友人という近しい人の大切さを、
私はあらためて感じました。
思えば、サンダーバードや南総里見八犬伝、クラルテやプークに至るまで、いろんな人形劇を観てきましたが、人
形浄瑠璃の魅力はPI-JAMのおかげで触れることができました。
文化とはおよそ、すぐに役立つものではありません。とはいえ、ハレや遊びは人が豊かに暮らすために欠かせない
ものだと思います。
せっかく生まれてきたのなら、たまたま関西にいるのなら、文楽のひとつも愛でて暮らしていければ随分心豊かに
過ごせるだろうと思います。
また機会がありましたら、近しい人たちと鑑賞して、旨い酒でも酌み交わして、大いに楽しみたいと思います。
また皆さんで参りましょう。
★参加メンバーの感想（その２：男性 Ｓさん）
２月７日の夜、久しぶりにＰＩ-ＪＡＭセミナーに参加させてもらいました。最近、日本文化のすばらしさ、凄さを再認識
しつつある身としては、文楽を見つめ直せる今回の機会は非常に有難く、楽しみにして参加させてもらいました。
ポイントは、セミナー関係者のご努力の賜物と思うのですが、単純な舞台鑑賞会では終わらないこと。開演前に
は、別室での主催者サイドの方とのミニトーク、終演後のバックステージツアー、参加者の懇親会と盛りだくさん。充
実した夜でした。
まずは、この公演が、あまり注目されていないかも知れませんが、在阪放送局5局の共同企画であること。競合
各社が連携して一事を成すことの難しさと重要さ、お話をお聞きしてよくわかりました。大阪の古典芸能への想い
が伝わります。
舞台上でのプレトークと本公演は、観客を楽しませてくれる仕掛けが随所にあり、「満員御礼」通りかと。特に、カー
テンコールは、本公演でも取り入れてほしい。歌のステージでも、通常、演奏者の紹介の部分があるように、文楽で
も、黒子の方々にも、顔を出してもらった上での観客との交流は大切。（昔はやっていなかっても、コアの精神は守り
つつ、良いものは取り入れる姿勢、これが伝統の継承かと個人的には思っています。）
バックステージツアーは、まじかで文楽人形の仕組みの説明を受け、御苦労話もお聞きでき、大道具の方、技芸員
の方々との直接触れ合える貴重な機会となりました。こちらも、本公演でも、当日会場での事前申し込み制ででも行
っていただければ、よりお楽しみが増えて、集客の助けになるのではと思いました。
懇親会は時間の都合で参加できませんでしたが、色々の学びがあった、楽しく有意義な夜だったと思います。関係
者の方々に改めて感謝申し上げます。
★参加メンバーの感想（その３：女性 Ｈさん）
今回も素敵な企画をありがとうございました。
ここ数年何かと話題の文楽ですが、私自身は今回の観劇が3回目です。初回は高校の文化研修会でした。そのと
きは心地よい睡魔に襲われ（笑）ほんとんど記憶にありません。
今回は事前にセミナーで「うめだ文楽」の企画の背景の説明していただき、終演後はバックステージツアー付き!!。
最後まで飽きることなく楽しく拝 見することができました。
文楽の世界では、50才過ぎてもまだ若手だとか。そんな中、若手がメインのこのような企画は素晴らしいです。
トークショー、カーテンコールといった通常の伝統芸能では見られない試みもすごく新鮮でした。
ぜひ、テレビ局の皆様には2回目3回目と続けていただきたいです。1回目は技芸員さんがメインでしたが、次回は
ぜひ太夫や三味線などはいかがでしょうか・・？
最後に、セミナーで司会を担当されたAさんもお疲れ様でした。
今までにないインタビュー形式での司会で緊張されたと思いますが、私たちと同じ目線で質問してくださったのでと
ても分かりやすかったです。
ありがとうございました。
【開催メッセージ】
「うめだ文楽」は在阪の民放５局が手を組み主催する初の文楽公演です。
思い起こせば２年前…大阪市の文楽協会への補助金をめぐる問題が報道されていた頃、各テレビ局の事業担当
が集まる場で持ち上がりました。
“大阪が世界に誇る伝統芸能『文楽』の魅力をみんなで分かち合おう！”と昨年春から具体化に向け動き出
し、いよいよ２０１５年２月、満を持しての開催です。
会場は、日本橋の国立文楽劇場を離れ、梅田の新名所、グランフロント大阪にあるナレッジシアター。
約４００席弱のキャパは舞台の臨場感が間近に味わえて、文楽を鑑賞するのにうってつけです。
ここで、２０代～４０代の若手技芸員たちと、文楽を愛するゲストと一緒に文楽を楽しみましょう。
７日夜の部のゲストは落語作家の小佐田定雄さん。
演目は「壺坂観音霊験記（つぼさかかんのんれいげんき）沢市内より山の段」。お里沢市の夫婦愛の物語です。
このたび、「うめだ文楽」の鑑賞に、セミナー＆バックステージツアー体験付きでご案内します。
この機会に、「文楽は初めて！」の方はもちろん、久々の方も、日本橋の文楽劇場によく行らっしゃる方も、おひとり
でも、また、お友達やお知り合いの方とご一緒に、ご参加下さい！
【参加申込み方法】
◆下記「１．～４．」のいずれかをご連絡ください。
Ａ セミナー Ｂ 観劇（バックステージ体験付） Ｃ 懇親会
１．Ａ＋Ｂ＋Ｃのすべてに参加 ２．Ａ＋Ｂに参加 ３．Ｂ＋Ｃに参加 ４．Ｂのみに参加
◆申込み先：ＰＩ－ＪＡＭ事務局 pijam657@yahoo.co.jp
◆締切日：１月２５日（日）
※締切の２５日以降は要相談 ※観劇のお席は先着順
※お申し込み後のキャンセルは不可とさせて頂きます。
【懇親会のご案内】
９時過ぎからビアレストラン「ニュートーキョー：第一生命ビル店 Ｂ２Ｆ」（０６－６３４６－７４５１）で開催します。
懇親会のみに参加できる方も、ぜひお気軽にお越しください。
※当日の飛び入り参加も承ります。
※阪神百貨店の西隣にある第一生命ビルの地下２階です。
※地図 → ぐるなびサイト http://r.gnavi.co.jp/k219600/map1.htm
【お支払い方法】
※観劇チケットは事前振り込みにてお願いいたします。
詳細はお申込者の方にご連絡いたします。
【「うめだ文楽」に関するホームページＨＰ】
|
|
Copyright PI-JAM All rights reserved